いちご大福レシピガイド|和菓子店が教える“手作りのコツとポイント”

冬になると、人気の和菓子として親しまれているいちご大福。

シンプルな材料で作れますが、手作りでは「生地が硬くなる」「べちゃっとする」などといった失敗が起こりやすいお菓子でもあります。

この記事では、いちご大福の手作りレシピと、美味しく仕上げるためのコツを詳しく紹介します。

初心者でも本格的な味に仕上げられるよう、老舗和菓子店ならではの視点から、成功のポイントを分かりやすく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

仮店舗での営業再開のお知らせ

伊住屋本店は、2025年10月7日(火)より仮店舗での営業を再開しています。

▶詳しくはこちらをご確認ください。

いちご大福の販売を開始しました!

いちご大福を手作りする楽しさ

いちご大福は、市販品も美味しいですが、手作りにはまた違った魅力があります。

まず、出来立ての美味しさを味わえること

作りたての餅はふんわりとやわらかく、時間が経つほど出てくる固さや乾燥がありません。

包んだばかりのいちごも、香りが引き立ち、フレッシュさをより感じられます。

また、自分好みに調整できる自由さも手作りならでは。

いちごの種類や大きさ、あんこの量、餅の厚さなどを調整しながら、「自分だけのいちご大福」を作れる楽しさがあります。

作る過程そのものが楽しく、子どもや家族、友人と一緒に作ればちょっとしたイベントにも。

シンプルな材料で作れるため、和菓子作りが初めての方でも挑戦しやすいのは魅力でしょう。

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【家庭向け】いちご大福の基本レシピ

伊住屋本店で餅生地を丁寧に丸める和菓子職人の手作業の様子

いちご大福は、家庭でも比較的シンプルな材料で挑戦できる和菓子です。

電子レンジや鍋を使ったレシピも広く紹介されており、短時間で仕上げることもできます。

ここでは、一般的な家庭向けの「作り方の流れ」を紹介します。

材料

大福の中身いちご(作りたい個数分)
あんこ(粒あん・こしあん・白あんなど)
※お好みでOK
生地もち粉または白玉粉
砂糖
打ち粉用片栗粉(適量)

上記材料の分量は、各種レシピサイト等でも紹介されています。

あなた好みのいちご大福になるよう、いろいろと試してみるとよいでしょう。

全体の流れ

  1. いちごの下準備
    ヘタを取り、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る。
  2. あんで包む
    いちごを好みの量のあんで包み、丸く整える。
  3. 餅生地を作る
    もち粉(白玉粉)と水をあわせ、こねて蒸す。蒸しあがった生地を、鍋で炊きながら砂糖を合わせる。
    (※加熱方法はレシピによって異なる)
  4. 包み込み
    打ち粉を使って餅生地を広げ、あんで包んだいちごをそっと包みこむ。
  5. 形を整える
    丸く整えれば、手作りいちご大福の完成。

家庭では、餅生地の扱いがやや難しい場合もありますが、レシピサイトや動画などを参考にすると作りやすくなります。

最近では、電子レンジを使った作り方も紹介されていたりするので、いろいろとチェックしてみるとよいでしょう。

必要な道具

電子レンジを用いた簡単レシピなら、家にあるもので十分ですが、以下の道具があると作りやすいかもしれません。

  • 包丁
  • キッチンペーパー
  • スケール(あんを均等に分けるため)
  • 耐熱ボウル
  • へら(ゴムベラがおすすめ)
  • ラップ
  • バット(片栗粉を広げる用)
  • クッキングシート(餅がバットに張りつきにくくなる)

いちご大福を美味しく作るためのコツ

伊住屋本店で使う岐阜県産の大粒いちご

いちご大福はシンプルな材料で作れますが、仕上がりは“ちょっとしたコツ”で大きく変わります。

初心者でも本格的な味に近づけるポイントをまとめました。

いちごの選び方

まず、いちごを選ぶ際は、よく色づいていてツヤのあるものがおすすめです。

柔らかいいちごは果汁が出やすく、べちゃつきやすくなります。

また、品種によって特徴はさまざま。あんこの甘味と合わせることで、いろんな出来上がりを楽しめるでしょう。

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あんこの種類について

いちご大福に使うあんこには、粒あん・こしあん・白あんなど、さまざまな種類があります。

粒あん・こしあんなら、小豆特有の深い風味が特徴で、あんこ感の強い大福に仕上げたい場合にオススメ。

白あんなら、あっさりとした甘さとなり、いちごの酸味や香りを自然に引き立ててくれるのが特徴です。果物との相性がよく、いちごの風味を素直に楽しみたい場合に向いています。

餅生地の作り方

餅生地をこねるときは、しっかり熱を入れ砂糖を馴染ませることが大事です。

そうすることで、弾力が出てよく餅が伸びるようになります。

包み込みのポイント

片栗粉(打ち粉)の上に餅生地を落とし、全体に軽く粉をまとわせて扱いやすくします。

生地を必要な大きさに分け、あんで包んだいちごをそっと包み込み、包み終わりを下にすれば完成です。

包む作業では手に餅がつきやすいため、最初のうちは手粉をやや多めに使ってもよいでしょう。

ただし、粉が多すぎると食感に影響するため、少しずつ調整して慣れていくことが大切です。

いちご大福を作る際によくある失敗と対策

いちご大福がピンクの皿に乗った画像。大福からいちごが飛び出ている。

いちご大福を作る際、よくやってしまいがちな失敗について、原因と対策をまとめます。

餅生地が固くなる

餅が固くなるのは、生地が冷めてしまうことが主な原因となります。

加熱した餅は、時間が経って冷めると固さが増していくため、素早く作業を行いましょう。

べちゃっとする

いちご大福がべちゃっとするのは、いちごの水分による影響が考えられます。

  • 柔らかいいちごを使ってしまった
  • 包むときに力加減が強かった

実がしっかりしたものを選び、やさしく包むのがポイントです。

形が崩れる

いちご大福の形が崩れてしまう原因と対策を、以下にまとめます。

  • 生地が冷めて伸びにくくなっている
    ⇒餅生地を加熱した後は、すばやく作業する
  • いちごの置き方で安定していない
    ⇒いちごのヘタ側を下へ。ヘタを取った後の軸が気になるなら、包丁できれいにカットする。

手作りならではのアレンジ方法

真ん中で切られたいちご大福がたくさん並んでいる。中の餡がこしあんや抹茶餡などのアレンジがきいている。

いちご大福は、材料や組み合わせを少し変えるだけで、味わいや見た目の楽しさが大きく広がります。

たとえば、あんこをアレンジする方法。

いちご大福は、粒あん・こしあん・白あんのほか、抹茶あんやチョコあんなど、さまざまなあんこで楽しめます。

粒あんは食べ応えがあり、こしあんはなめらかな口当たり、白あんなら果物の風味が生きやすいなど、それぞれ特徴があります。

抹茶あんは和の深みが加わり、チョコあんは子どもにも人気。バレンタイン向けのアレンジとしても活躍するでしょう。

まとめ

いちご大福は、シンプルな材料で作れる一方、ちょっとしたコツで仕上がりが変わるお菓子です。

各種レシピサイトでも、さまざまな作り方が紹介されているので、あなた好みのいちご大福を完成させましょう。

岐阜の老舗伊住屋本店のいちご大福

伊住屋本店でも、12月から3月頃に季節限定のいちご大福を製造しており、毎年多くのお客様にご好評いただいています。

地元・岐阜産のいちごを厳選し、やわらかな餅とあんで丁寧に包み込んだ一品は、旬の味わいをしっかり感じられる仕上がり。

岐阜・笠松にお越しの際は、ぜひ伊住屋本店のいちご大福をご賞味ください。

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店舗名伊住屋本店
※現在は仮店舗にて営業しています
所在地岐阜県羽島郡笠松町下本町14
(仮店舗は南へ20mのところ)
営業時間9:00~17:00
※2025年10月7日(火)より営業再開
定休日月曜
※2025年10月7日(火)より営業再開
メニュー伊住屋本店メニューを見る
電話番号058-387-3071
駐車場3台
お支払方法現金
各種クレジットカード
QRコード

▶ 店舗情報を詳しく見る

皆様のご来店を、心よりお待ちしております!

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