いちご大福の季節はいつ?旬・販売時期・美味しさの理由を徹底解説

冬になると人気が高まるいちご大福。

「いつから販売されるの?」「いつが一番美味しいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

いちご大福の季節は、実はいちごそのものの“旬”と深く関係しています。

この記事では、いちご大福の季節や最も美味しい時期、季節ごとの味わいの違いについて、分かりやすく紹介します。

「いちご大福をもっと美味しく、もっと楽しみたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

仮店舗での営業再開のお知らせ

伊住屋本店は、2025年10月7日(火)より仮店舗での営業を再開しています。

▶詳しくはこちらをご確認ください。

いちご大福の販売を開始しました!

いちご大福の季節はいつ?

いちご大福がピンクの皿に乗った画像。大福からいちごが飛び出ている。

まずは、いちご大福の季節について、詳しく紹介していきます。

一般的には11月下旬〜5月ごろがシーズン

いちご大福は、一般的に 11月下旬〜5月ごろ がいちごの出荷・流通シーズンで、この期間に多く販売されています。

この時期は和菓子店やスーパーにもいちごが並び、ショーケースを赤く彩る季節です。

特に冬のいちごは香りが強く、水分量が安定。大福に包んだときに崩れにくく、味もまとまりやすいのが特徴です。

いちごが最も美味しいピークは1月〜3月

いちごそのものが最も美味しくなるのは、 1月〜3月 といわれています。

本来の露地いちごの旬は3月〜5月ですが、現在はハウス栽培が普及。

質の高いいちごが、冬でも安定して出荷されています。

また、「クリスマス=いちごケーキ」という文化により、冬の需要が高まったことで、生産体制も冬中心へシフトしていきました。

その結果、12月終わり~3月はいちごの甘さ・香り・みずみずしさが最も整う時期とされ、和菓子店でもこの旬に合わせて「いちご大福」が多く並びます。

夏場のいちご大福はどう?

夏はいちごの流通量が少なく、味や香りが冬ほど安定しません。

そのため、多くの和菓子店では 夏場のいちご大福の販売を行っていないでしょう。

ただし、スーパーなどでは、夏でもいちご大福を見かけることがあります。

この場合に使われるいちごは、

  • 海外からの輸入いちご
  • 北海道や東北など冷涼な地域で収穫される「夏秋いちご」

などが中心です。

近年は品種改良や栽培技術の進化により、夏でも美味しいいちごが増えつつありますが、やはりいちご大福が最も美味しくなるのは、冬〜春がピークといえるでしょう。

季節ごとに変わるいちご大福の味わい

伊住屋本店で使う岐阜県産の大粒いちご

いちご大福の美味しさは、使われるいちごの状態によって大きく変わります。

近年は品種や栽培方法が多様ですが、同じ品種でも季節によって味わいが変化すると言われます

ここでは、一般的な冬〜春のいちごの特徴から、いちご大福の風味に与える影響について紹介します。

12月:初物いちごの爽やかさ

11月下旬〜12月に出回る「初物いちご」は、甘さが控えめで、爽やかな酸味とフレッシュ感があります。

全体的に軽やかな味わいで、さっぱりとしたいちご大福になりやすい時期です。

初冬は、いちごの生育がまだ安定しないことも多く、このような特徴が見られると言われます。

1月〜2月:甘み・香りのピーク

冬本番の1〜2月は、いちごが低温の中でゆっくり育つため、糖度が高くなりやすい時期 とされています。

最も“いちごらしい味・香り”を楽しめる時期で、和菓子店でもいちご大福のピークとすることが多いです。

品種や栽培方法によって違いはありますが、この期間を「旬」といってもよいでしょう。

3月:香りが強くフルーティに

3月は日照時間が増え、いちごの香り成分がしっかり感じられる時期です。

甘みと酸味のバランスがよく、フルーティで華やかな味わいが特徴のいちご大福になります。

春先の気候と相まって、軽やかで香り豊かないちごが増えると言われます。

4月:春らしいすっきりした甘さ

春が進むにつれて気温が上がり、いちごの生育状況も変化してくる時期です。

そのため、いちごの甘さはやや軽やかになり、果肉がやわらかくなることで、みずみずしく感じられることが多いとされています。

冬の濃厚な甘さとはまた違った、軽さや爽やかさが引き立つ味わいが楽しめるのが4月の特徴。

甘さだけでなく、春らしい優しい風味を感じられるいちご大福の季節といえるでしょう。

いちご大福を美味しく食べるコツ

いちご大福は、素材の状態や扱い方によって味わいが大きく変わります。

ほんの少しのポイントを意識するだけで、いつもより美味しく楽しむことができるでしょう。

ベストシーズンをねらう

いちご大福を最も美味しく楽しむには、まず季節選びが大切です。

繰り返しになりますが、いちごは冬から早春にかけて甘さ・香りが最も高まり、1月〜3月ごろが味のピーク

この時期はいちごの糖度が安定し、果肉もしっかりとしているため、大福との相性がとても良いです。

和菓子店でもこの季節を中心に販売が増えることから、いちご大福の「旬」を味わいたい場合は、冬〜早春をねらうのが最もおすすめといえます。

早めに食べる

いちご大福は、鮮度が味に直結するお菓子です。

時間が経つほど、いちごの果汁が餅やあんに移り、食感や風味が変化してしまいます。

購入した当日中に食べることが、最も美味しく味わうコツです。

また、餅は冷えると固くなりやすいため、冷蔵庫には入れず、直射日光の当たらない涼しい場所で常温保存するのがオススメ。

いちご・餅・あんのバランスが整った状態で楽しむためにも、なるべく早いタイミングで食べ切りましょう。

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美味しい店を探す

いちご大福の美味しさは、使用する素材や職人の手仕事によって大きく変わります。

  • いちごの品種・鮮度
  • あんこの種類(粒あん・こしあん・白あんなど)
  • 餅の柔らかさ
  • 包み方の丁寧さ

これらの違いによって、同じいちご大福でも、味や風味、食感が異なるので、あなた好みの美味しい店を探しましょう。

お店選びのポイントとしては、「原料(いちご)へのこだわり」「販売時期(旬の時期か)」「あんこや餅へのこだわり」といったところです。

特に、旬の季節に合わせるお店は、素材の味を最も引き出したいという強いこだわりがあることが多く、満足度の高いいちご大福が期待できます。

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伊住屋本店のいちご大福は12月〜3月頃の販売

岐阜の老舗伊住屋本店のいちご大福

岐阜・伊住屋本店のいちご大福は、毎年12月〜3月頃の季節限定でお作りしています。

冬から初春のいちごが最も美味しい時期に合わせて、こだわりの味をお届け。

地元の方はもちろん、岐阜を訪れた方にも人気の季節菓子となっていますので、ぜひ、この時期だけの味わいをご賞味ください。

地元・岐阜産いちごへのこだわり

伊住屋本店のいちご大福には、地元・岐阜で採れた大粒いちごを使用しています。

岐阜のいちごは、冬から早春にかけて香りと甘みが安定しやすく、果肉がしっかりしているため、大福との相性がとても良いのが特徴です。

伊住屋本店では、いちごが最も美味しくなる季節に合わせて仕入れを行い、いちご本来の味をしっかり感じられる状態で大福に仕上げています。

使用するいちごは、毎年農家さんが丁寧に育てたものを厳選し、鮮度と品質を確認したうえで採用。

みずみずしさと香りが際立つ、旬のいちごだからこそ味わえる美味しさを大切にしています。

白あんで引き立ついちごの風味

伊住屋本店のいちご大福は、あんこに白あんを採用しています。

白あんは甘さがやわらかく、後味もすっきりしているため、いちごの香りと酸味を自然に引き立てるのが大きな特徴です。

粒あんやこしあんに比べて主張が控えめなので、ひと口目からいちごの味がしっかり伝わる、いちご大福らしい仕上がりになります。

和菓子の世界でも、白あんは果物本来の風味を活かしたいときに選ばれることが多く、専門店でも広く使われる素材です。

伊住屋本店は、長年の試作を重ねた結果、「いちご×白あん」が最も美味しく、素材の魅力を最大限に引き出す組み合わせだと考え、この形にたどり着きました。

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手作りで仕上げるやわらかさと風味

伊住屋本店では、大福の生地作りからあん詰め、いちごの包み込みまで、すべて職人の手作業で行っています。

いちごは水分が多く、強く握ると果汁が出やすいため、手包みで丁寧に仕上げることが欠かせません。

ふんわりとした形に整えることで、餅のやわらかさ、白あんの優しい甘さ、いちごのフレッシュさが調和し、より味わい深いいちご大福になります。

また、いちご大福は時間が経つと水分が生地へ移りやすいため、作り置きは行わず、その日の必要な分だけを丁寧に製造しています。

このため、当店のいちご大福は賞味期限を「当日中」とし、販売期間も「12月〜3月」に限定。

もっとも美味しい状態でお客様にお届けするために、季節と鮮度にこだわった製法を大切にしています。

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伊住屋本店は季節のお菓子も多くご用意しています

伊住屋本店のお菓子が並んだショーケース

伊住屋本店では、いちご大福だけでなく、季節ごとの素材を生かした和菓子を取りそろえています。

春夏秋冬、その時期ならではの味わいを楽しんでいただけるよう、ひとつひとつ丁寧に手作り。

季節の移り変わりとともに並ぶ和菓子は、地元の方にも長く親しまれ、贈り物として選ばれることも多い人気の品です。

素材の持ち味を生かし、昔ながらの製法を守りながら、どの季節でも「ほっとする味わい」をお届けしています。

旬の果物を使った和菓子や、昔ながらの定番菓子など、季節に応じて内容が変わりますので、訪れるたびに違った出会いを楽しんでいただけるでしょう。

季節のお菓子

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まとめ

いちご大福の美味しさを楽しめる季節は、いちごの味わいが最も整う冬から早春にかけてです。

特に1月から3月ごろは甘さや香りが高まり、大福との相性がいっそう引き立ちます。

伊住屋本店でも、この美味しい時期に合わせて、12月から3月頃の間だけいちご大福を製造。

地元・岐阜産のいちごを厳選し、白あんとやわらかな餅で丁寧に包み込むことで、旬の味をしっかり感じられる一品に仕上げています。

冬だけの特別な味わいを、伊住屋本店のこだわりのいちご大福でぜひお楽しみください。

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店舗名伊住屋本店
※現在は仮店舗にて営業しています
所在地岐阜県羽島郡笠松町下本町14
(仮店舗は南へ20mのところ)
営業時間9:00~17:00
※2025年10月7日(火)より営業再開
定休日月曜
※2025年10月7日(火)より営業再開
メニュー伊住屋本店メニューを見る
電話番号058-387-3071
駐車場3台
お支払方法現金
各種クレジットカード
QRコード

▶ 店舗情報を詳しく見る

皆様のご来店を、心よりお待ちしております!

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